hair&spa sala南草津
縮毛矯正と髪質改善や酸熱〜の違い
2024.04.05
こんにちは!
スタイリスト谷澤は【縮毛矯正】が得意ですよ☺
今回は最近良く見かける
【髪質改善】
【酸熱(パーマ)トリートメント】
【縮毛矯正】
の違いを簡単に説明していきたいと思います
(と言っても長くなります笑)
まずはそれぞれの説明の前にくせ毛についてですがまっすぐの人と「クセ」の人はどこが違うと思いますか?
正解は
「毛穴」です!
人の頭には約3万個の毛穴が存在しています
形は人それぞれ違った形をしています。
ストレートの人の毛穴は【楕円に近い丸型】になっています。そこを通り根本から押し出される様に髪が伸びていきます。この時毛穴が丸に近いほどまっすぐに伸びていきますが、「毛穴」が変形していると捻れたり、うねったりしながら押し出されていきます。この状態が【くせ毛】の正体ですね!
【くせ毛】にも色々な種類があるのですが長くなるので今回は置いときます
この捻れやうねりを薬品やアイロンなどの熱の力や引っ張ったりする外的圧力などの複合的なストレスを与える事でまっすぐな状態にするの【縮毛矯正】です。
人間の肌は弱酸性と聞いた事はあると思います
髪の毛はもう少しだけ中性寄りになっています
(髪の毛自体にPHは存在しません※1)
[髪の成分であるアミノ酸の各PHの平均値を髪のPHとしています]
※1アルカリ性〜中性〜酸性を表す表記で1〜14の値で示す。7を中性とし14を強アルカリ1を強酸を示します。一般的に人肌は5.5髪の毛は6.5とされています
主流である縮毛矯正の薬剤は【強アルカリ】を用いて髪のPHをアルカリ性に極振りして髪を柔らかくしてからアイロン等の高熱で熱しながらまっすぐに引っ張る事でストレートの状態にします。まっすぐな状態で形を固定する薬剤を塗布する事で【縮毛矯正】の完成です。
これと逆に【強酸】を用いて行うのが【酸熱(パーマ)トリートメント】です。トリートメントと言っても基本的にやっている事は矯正と同じ事を行います。【アルカリ性】側か【酸性】側かの違いですね。注目するのは、
健康な髪は多少アルカリ性に振られても耐えられるだけの体力が十分にありますが、年齢とともに弱った髪や、カラーやパーマなどで傷ついた髪にはアルカリに耐える体力が少なくなっています。
その状態で【強アルカリによる縮毛矯正】をするとちぢれや断毛といったトラブルになってしまいます。
先の説明の様に髪の毛は弱酸性で【酸性】に傾いているので、【酸性】に対しては比較的耐性があります。そこで、弱った髪でも【縮毛矯正】ができるのが【酸熱(パーマ)トリートメント】です
しかし、髪を柔らかくする工程でどうしても酸性側では髪の結合を分解する力が発揮しきれずアイロンの高熱や引っ張る力加減が大事になってきます。つまり技術者の力量に左右されやすいという事のデメリットもあります。
【酸熱(パーマ)トリートメント】は基本的に強いクセを伸ばす事は苦手な分野ですね。
この2つとは違い、髪の成分となるケラチンやコラーゲン、CMCなど様々な擬似的補強剤を各社メーカーによっては違いもありますが、揉み込んだり、スチームしたり、アイロンの熱で押し込んだりと髪の中に詰め込んでから【擬似架橋】させて一時的に安定させるのが【髪質改善】と言われるものです。
そう!大きな違いは髪の結合部分は触らないのでくせ毛は癖毛のままなのです。
【髪質改善】後に髪はしなやかに柔らかくなるので、ゆるいクセ程度なら髪本来の重みで少し落ち着く事はありますがいずれ戻ります。
どれもアイロンを通して仕上げるので
当日はすごく綺麗に仕上がりますが
それぞれの得意分野、不得意分野がありますのでまずは信用のできる知識あるスタイリストさんによく相談してみてくださいね!
当sala南草津店でも豊富なメニューをご用意しておりますのでお気軽にご相談ください。
※本文中の内容は個人の意見として述べております。専門的表現等はわかりやすくする為に簡易的な表現を取っております。言葉足らずで誤解等招かぬ様お気を付け下さい。
今回も最後まで見てくれてありがとう
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